平成31年年1月23日

【野菜・果物】難問オセロ 東大王 平成31年1月23日 放送分

  • 2019年1月23日
  • 2022年8月24日
  • 東大王
平成31年年1月23日
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難読漢字『野菜・果物』

1 竜髭菜
アスパラガス

ユリ科の多年草で高さ約1.5メートル。
葉はうろこ状で、茎が伸びると脱落する。
主茎から多数の枝を出し、さらに節に細い葉のような枝が数個集まってつく。
雌雄異株。
夏、黄緑色で釣鐘形の小花をつける。
ヨーロッパの原産で、多肉で太い若茎を食用にする。

2 胡桃
くるみ

オニグルミの果実。
クルミ科クルミ属の落葉高木のオニグルミ・テウチグルミなどの総称。
果実は丸く、肉質の外果皮と堅い内果皮に包まれた子葉部分を食用にする。

3 青梗菜
ちんげんさい

アブラナ科の中国野菜。
葉は円形で、葉柄は幅広く白い。

4 棗
なつめ

クロウメモドキ科の落葉高木。
葉は卵形で、3本の脈が目立ち、互生する。
夏、黄緑色の小花をつけ、楕円形の実を結び、暗赤褐色に熟す。
実は食用。
また漢方で乾燥させたものを大棗といい、強壮薬に用いる。

5 石榴
ざくろ(柘榴)

ザクロ科の落葉高木。
葉は長楕円形。
6月ごろ、筒形で多肉質の萼をもつ橙赤色の花をつける。
果実は球形で、紫紅色に熟すと裂けて種子が現れる。
果実の外種皮を食用に、また樹皮を駆虫薬に用いる。
ペルシア地方の原産。

6 朱欒
ザボン

ミカン科の常緑小高木。
初夏、大形の白花をつけ、冬に大きな実が黄色に熟す。果皮は厚く、生食や砂糖漬けにする。
インドシナ地方の原産で、暖地に栽培される。

7 臭橙
かぼす

ユズの近縁種。
果実は球形で、果肉の酸味が強く、食酢用とする。
大分県の特産。

8 分葱
わけぎ

ネギの変種。
小形で葉も細い。
シベリアの原産。
栽培され、鱗茎を株分けして植え付ける。
ぬたなどにする。
ふゆねぎ。

9 馬鈴薯
ばれいしょ

ジャガイモの別名。

10 南瓜
かぼちゃ

ウリ科の蔓性の一年草。
茎は五角柱で、巻きひげがあり、地をはう。
葉は大形の心臓形。
夏、黄色の雄花と雌花とをつけ、大形の扁球状などの実を結ぶ。
果実および種子は食用。
熱帯アメリカの原産で、日本にはポルトガル船によってもたらされた。

11 瓢箪
ひょうたん

ウリ科の蔓性の一年草。
ユウガオの変種。
巻きひげで他に絡んで伸びる。
葉は心臓形。
夏の夕方、白い花を開く。
果実は中間がくびれて上下がふくらんだ形をし、熟すと果皮が堅くなり、苦味が強い。
アフリカ・熱帯アジアの原産。

12 玉蜀黍
とうもろこし

イネ科の一年草。
高さ2~3メートル。
茎は中に白い髄が詰まり、節に細長い葉が互生する。
夏、茎頂に雄花穂を円錐状につけ、雌花穂は中ほどの葉の付け根につける。
雌花は太い軸に多数規則正しく並び、数枚の苞 (ほう) に包まれ、毛状の花柱を出している。
種子は扁円形で、でんぷんに富み、食用および飼料にする。
アメリカ熱帯地方の原産で、日本へは天正の初めに渡来。

13 檬果
マンゴー

ウルシ科の常緑高木。
葉は長披針形で革質。
黄白色の小花を群生し、中に大きな種子が1個はいった楕円形の実を結ぶ。
果肉は黄や橙黄色をし、多汁で甘く、食用。
インド・東南アジアの原産で、古くから果樹として栽培。

14 枇杷
びわ

バラ科の常緑高木。
四国・九州の一部に自生し、高さ約10メートル。
葉は大形の長楕円形で、表面はつやがあり、裏面に灰褐色の毛が密生。
秋から冬、黄色がかった白い花を密につける。
夏、倒卵形の実が黄橙色に熟し、食用とされる。

15 茗荷
みょうが

ショウガ科の多年草。
地下茎が横に伸び、地上茎は高さ50センチ~1メートル。
葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞が2列に重なって卵状の花穂をつけ、苞の間から淡黄色の3弁花を出す。
全体に特有の香りがあり、茗荷の子とよぶ花穂や若芽を食用にし、栽培される。

16 菠薐草
ほうれんそう

アカザ科の一・二年草。根は赤みを帯びる。
4、5月ごろ、とう立ちして黄緑色の花が穂状につく。
雌雄異株。代表的な葉菜の一。
品種が多く、葉に切れ込みのある東洋種とない西洋種とに分けられる。
アジア西部の原産で、菠薐はネパールの地名、または、ペルシアのことという。

17 笋
たけのこ(筍、竹の子)

竹の地下茎から生え出る若芽。
褐色の毛の密生した皮を幾重にもかぶる。
モウソウチク・マダケ・ハチクなどのものを食用にする。

18 山葵
わさび

アブラナ科の多年草。
日本特産。
渓流の砂礫地に生える。
根茎は太い円柱形で多数の葉の跡があり、緑色。
根際から長い柄をもつ心臓形の葉が出る。
春、高さ約30センチの茎を伸ばし、白い4弁花を総状につける。
根茎は香辛料とし、すりおろすと酵素が働いて鼻につんとくる香気と辛味を生じ、刺身・そば・握りずしなどに用いる。

19 胡瓜
きゅうり

ウリ科の蔓性の一年草。
茎から巻きひげを出して絡みつく。
葉は手のひら状に浅く切れ込む。
夏、黄色の雄花と雌花とをつける。
実は円柱形で、いぼがあり、緑色であるが熟すと黄褐色になる。
若い実を食用にする。
インドの原産。野菜として栽培。

20 自然薯
じねんじょ

ヤマノイモノ別名。
山野に自生。芋は円柱形でナガイモより細く、長さ1メートルにもなる。
葉は先がとがり、基部が心臓形で、対生する。
雌雄異株。
夏、葉の付け根に花をつけ、雄花穂は直立し、雌花穂は垂れ下がる。
実は3枚の翼をもつ。
葉のわきにむかごができ、地面に落ちて増える。
芋は粘りが強く、とろろや芋がゆにして食べる。

21 阿利布
オリーブ(阿利襪)

モクセイ科の常緑高木で、高さ7~18メートル。
葉は細長く、表面が暗緑色、裏面が銀色で、対生する。5~7月ごろ、黄白色の香りのよい花を総状につける。
黄緑色の実は熟すると黒紫色になり、オリーブ油がとれる。

22 糸瓜
へちま

ウリ科の蔓性の一年草で巻きひげで他に絡みつく。
葉は手のひら状に浅く裂けていて、長い柄をもつ。
夏から秋、黄色い雄花と雌花とを開き、濃緑色の実を結ぶ。
実は長さ約60センチの円柱状で、若いものは食用になり、熟したものは果皮などを取り去った網状繊維を入浴たわしに用いる。
茎からは糸瓜水をとり、化粧水や咳止め剤にする。

23 酢橘
すだち

ミカン科の常緑低木でユズに似て果実は小さく、扁球形。果肉は酸味が強く、特有の香気がある。
食酢用に徳島県で栽培され、まだ緑色のときに収穫する。

24 紫蘇
しそ

シソ科の一年草で茎は四角柱、葉は広卵形で暗紫色。
夏から秋に、淡紫色の唇形の小花を総状につける。
全草に強い香りがあり、アカジソ・アオジソ・カタメンジソなどの品種がある。
梅干しの着色などに使い、実は塩漬けにして食べる。
葉を漢方で解熱・鎮痛・健胃薬などに用いる。
シソ科植物は約3500種が主に暖帯・温帯に分布し、草本または木本。
ハッカ・ウツボグサなども含まれる。

25 椰子
やし

ヤシ科の単子葉植物の総称で2500種が熱帯を中心に分布。
高木あるいは蔓性の木本。
幹はふつうまっすぐ伸び、頂に大きな葉をつける。
葉は柄があり、羽状か手のひら状に切れ込んでいる。
花は密集してつき、果実は房状になる。
一般的にはココヤシをさすが、ナツメヤシ・ニッパヤシ・アブラヤシや、シュロ・トウなども含まれる。

26 椪柑
ぽんかん(凸柑)

ミカンの一品種で実はやや大きく、香りが強く甘い。
インドの原産で、九州などで栽培。

27 蕃椒
とうがらし(唐辛子、唐芥子)

ナス科の一年草で枝を多く出し、葉は長卵形。
夏、葉の付け根に白色の5弁花をつける。
実は細長く、初め緑色で秋に熟すと深紅色になる。
果皮や種子の辛味が強く、香辛料や薬用にする。
南アメリカの原産で日本には16紀に伝来。南蛮船がもたらしたという。
変種が多い。

28 無花果
いちじく(映日果)

クワ科の落葉高木で高さ約4メートル。
葉は手のひら状に裂けていて、互生する。
初夏、卵大の花嚢を生じ、内部に多数の雄花と雌花をつけるが、外からは見えない。
熟すと暗紫色になり、甘く、生食のほかジャムなどにして食べる。
茎・葉は薬用。
寛永年間(1624~1643)に渡来した。
日本のものは雄花を欠き、挿し木でふやす。

29 土筆
つくし

早春に出るスギナの胞子茎。
筆状で淡褐色、節に「はかま」とよぶ葉がつく。
頂部から胞子を出すと枯れる。
食用になる。
つくしんぼ。

30 蓬
よもぎ

キク科ヨモギ属の多年草で山野に生え、高さ約1メートル。
よく分枝し、特有の匂いがある。
羽状に切れ込みのある葉が互生し、裏面に白い毛が密生。
夏から秋、淡褐色の小花を多数つける。
若葉を摘み、草餅などを作り、餅草ともよぶ。
漢方では艾葉といい止血などに用い、葉の裏の毛をもぐさにする。

31 木通
あけび(通草)

アケビ科の蔓性の落葉低木で山野に生え、葉は長楕円形の小葉が5枚手のひら状につく複葉。
春、淡紫色の雄花と雌花とが咲く。
秋、長楕円形で淡紫色の実がなり、熟すと裂け、果肉は甘く食べられる。
木部を漢方で木通といい、薬用になる。
蔓でかごを編む。
近縁種にミツバアケビ・ゴヨウアケビがある。

32 蕃瓜樹
パパイア、パパイヤ

パパイヤ科の常緑高木で幹は直立し、木質部が少ない。
葉は幹の先に束になってつき、手のひら状に裂けている。
切ると乳汁を出す。
雌雄異株。果実は長さ約20センチの長円形で、黄色く熟し、多汁で甘い。
果実を生食のほかジャムなどにする。
熱帯アメリカの原産で、熱帯地方で栽培。