平成31年2月13日

【花の名前】難問オセロ 東大王 平成31年2月13日 放送分

  • 2019年2月13日
  • 2022年8月24日
  • 東大王
平成31年2月13日
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難読漢字『花の名前』

1 女郎花
おみなえし

日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。
葉は羽状に裂けていて、対生する。
夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。

2 泊夫藍
サフラン

クロッカスの秋咲き種。葉は線形で、花後に伸びる。
11月ごろ紫色の6弁花が咲くき、赤い花柱は止血剤や香辛料、また、化粧品の着色剤として使われる事がある。

3 梔子
くちなし(巵子・山梔子)

暖地に自生し、高さ約2メートル。
葉は長楕円形でつやがある。
「くちなしの白い花、あなたのような、花だった♪」
クチナシ

4 蒲公英
たんぽぽ

野原や道端に生え、根際から羽状に深く裂けた葉を放射状に出す。
3、4月ごろ、花茎を伸ばし、頂に黄色または白色の舌状花のみからなる頭状花を開く。
種子は上部に白い毛をつけて風に飛ぶ。

5 薊
あざみ

葉に多くの切れ込みやとげがある。
花は、多数の細い管状の紅紫色の小花からなる頭状花。
ノアザミ・フジアザミなど多くの種類がある。

6 躑躅
つつじ

常緑または落葉性の低木、まれに小高木もある。
よく分枝し、枝や葉に毛がある。
春から夏、白・紅・紫色などの漏斗形で先の5裂した花が咲く。

7 石楠花
しゃくなげ(石南花)

深山の渓谷沿いに自生し、葉は大形の長楕円形で、裏面に赤褐色の毛が密生する。
5~6月ごろ、紅紫色の花をつける。
ツクシシャクナゲ・アズマシャクナゲ・ハクサンシャクナゲなど。

8 桔梗
ききょう

日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートルほどで、葉は長卵形で、裏面がやや白い。
8~9月ごろ青紫色の釣鐘形の花が咲き、つぼみのときは風船状をなし、花びらの先が5裂して開く。

9 鳳仙花
ほうせんか

高さ約60センチで葉は長楕円形で互生する。
夏~秋、葉のわきに花を横向きにつけ、色は赤・桃・白色や絞りなど。
実は熟すと破れて種子を飛散する。

10 金木犀
きんもくせい

よく分枝し、葉は狭長楕円形。
秋、強い芳香のある赤黄色の小花を密集してつける。
中国の原産で古くから庭木とされる。

11 雛芥子
ひなげし(雛罌粟)

高さ30~90センチで全体に毛があり、葉は羽状に深く裂けていて白粉を帯びた緑黄色。
5~6月ごろ、大形の紅・桃・白色などの4弁花が咲く。
八重咲きの品種もあり、ヨーロッパ中部の原産。

12 勿忘草
わすれなぐさ

ヨーロッパ原産、高さ約30センチで葉は長楕円形。
5~6月ごろ、尾状に巻いた花穂を出し青色の5弁花を多数つける。

13 薺
なずな

道端などに生え、高さ10~40センチ。
葉は羽状に裂けており、春、白い小さな4弁花を総状につけ、三味線の撥のような形の実を結ぶ。

14 椿
つばき(山茶・海石榴)

本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。
高さ3~7メートルにもなり、葉は楕円形で厚く、つやがある。
春、赤い花をつける。
つばき

15 鈴蘭
すずらん

本州の高山や北海道に生え、高さ15~25センチ。
葉は広楕円形で2~3枚出る。
初夏、花茎を伸ばし、白い釣鐘形の小花を総状につけ、香りがある。
栽培されるのは花の大きなドイツスズランが多い。

16 山茶花
さざんか

九州・四国の山地に自生し、葉は楕円形で両端がとがる。
晩秋のころ白い花をつけ、散るときは花びらがばらばらに落ちる。
種子から油をとり、材で器物を作る。
園芸・観賞用としても栽培され、赤花・八重咲きなどの品種がある。

17 風信子
ヒヤシンス

鱗茎は卵形で外側は黒褐色をし、葉は広線形でやや多肉質。
春、高さ約30センチの花茎を伸ばし、青紫・紅・白・紫色などの漏斗状の6弁花を多数総状につける。

18 向日葵
ひまわり

茎は太くて直立し、長い柄をもつ大きな心臓形の葉が互生する。
夏、周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに開く。
花は太陽の方を向き、その動きにつれて回るといわれるが、それほど動かない。

19 彼岸花
ひがんばな

土手や田の畦に生える。
秋の彼岸のころ、高さ約30センチの花茎を伸ばし、長い雄しべ・雌しべをもつ赤い6弁花を数個輪状につける。
花の後、線形の葉が出て越冬する。

20 燕子花
かきつばた(杜若)

湿地に群生し、葉は剣状で幅広く、基部は鞘になり茎を挟む。
初夏、濃紫色の花を開く。
外花被3枚は垂れ、中央に黄や白の斑紋がある。
内花被3枚は小さく、直立する。園芸種には白花もある。

21 芍薬
しゃくやく

高さ約60センチで葉は複葉。初夏、大形の紅・白色などのボタンに似た花を開く。
漢方で根を乾かして鎮痙・鎮痛薬になる。

22 菫
すみれ

山野の日当たりのよい地に生え、高さ約10センチで地上茎はない。
葉は長い三角形で、春、花柄を出し、濃紫色の花を横向きに開く。

23 牡丹
ぼたん

高さ1~2メートルで葉は大きく、羽状複葉で、互生する。
5月ごろ、白・紅・紫・黄色などの大形の花が咲く。
花びらは5~8枚あるが、重弁や二段咲きなどさまざまな園芸品種があり、寒牡丹もある。
根皮を漢方で女性の浄血薬などに用いる。

24 睡蓮
すいれん

池・沼に生え、円形または卵形の基部に切れ込みのある葉を水面に浮かべる。
夏、白・黄・赤色などのハスに似た花を水面上に開き、朝夕開閉する。温帯産のものから熱帯産のものまで、品種は多い。

25 秋桜
コスモス

高さ1.5~2メートルで葉は細かく羽状に裂ける。
秋、白色や紅色の花を開く。
メキシコの原産で、観賞用とされる。

26 撫子
なでしこ

山野に自生し、高さ約50センチ。
葉は線形で白色を帯び、対生する。
夏~秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。

27 含羞草
おじぎそう(御辞儀草)

ブラジル原産で、園芸では一年草として扱われ、高さ20~90センチ。
葉は羽状複葉で、物が触れると急に閉じて葉柄から垂れ下がり、また夜になると閉じる。
夏、桃色の小花が球状に集まった花をつける。

28 白粉花
おしろいばな

園芸上は一年草としても扱われる。
高さ約1メートルで葉は広卵形で、対生する。花は夏から秋にかけて咲き続け、色は紅・白色や絞りなどがあり、らっぱ状で、夕方に開く。

29 槿
むくげ(木槿)

高さ約3メートル、葉はほぼ卵形で、縁に粗いぎざぎざがある。
夏から秋にかけて、紅紫色の5弁花が朝開き、夕方にしぼみ、次々と咲き続ける。
中国・インドの原産で、庭木などにし、花が白色や八重咲きなどの品種もある。

30 竜胆
りんどう

山野に生え、高さ20~60センチ。
葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。
秋、青紫色の鐘状の花を数個上向きに開く。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したものを竜胆という薬になる。

31 紫陽花
あじさい

高さ1~1.5メートルの落葉低木。
葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼のある小花が、球状に集まって咲く。
アジサイ

32 百日紅
さるすべり

高さ3~7メートル、幹は薄い紅紫色で皮ははげやすく、跡が白くなり、滑らか。
葉は楕円形で夏から秋にかけて、しわの多い紅・淡紫・白などの6弁花をつける。
中国の原産で、観賞用に栽培される。