令和元年11月20日

【魚介類の名前】難問オセロ 東大王 令和元年11月20日放送分

  • 2019年11月20日
  • 2022年8月24日
  • 東大王
令和元年11月20日
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『魚介類の名前』難読漢字

1 鬼頭魚
シイラ(鱪・鱰)

ハワイではマヒマヒという名称で知られている高級魚。全世界の暖かい海に分布する大型肉食魚。成魚で最大体長約2m・体重約40kg近くにも達する。日本では九州・四国でよく食べられています。

2 燭魚
ハタハタ(鰰)

秋田県の県魚。日本では主に日本海側で食用にされています。煮魚・焼き魚・干物・みそ漬けなどとして用いられます。またしょっつるという魚醬にも加工されます。

3 鶏魚
イサキ

本州中部以南の全国沿岸部に生息。最大でで50cmほどの大きさ。晩春から夏にかけてが旬です。脂ののった白身魚と言われていて、小型のものでもとても美味しい。刺身・塩焼き・なめろうとして調理される。

4 大口魚
タラ(鱈)

日本近海では北海道東岸・東北沿岸などの寒冷な海に生息。冬の鍋の食材として欠かせない冬を代表する魚です。マダラ・スケトウダラなどの種類があります。スケトウダラの卵巣を塩蔵したものがタラコ。タラコを唐辛子で調理したものが明太子です。

5 春告魚
ニシン、はるつげうお

日本付近では春に産卵のため北海道沿岸に現れるので、「春の訪れを告げる魚」とも言われてます。ニシンの卵巣がカズノコとして加工されます。鮮魚としての旬産卵前の秋から冬のものが脂がのっていて美味です。

6 嘉魚
イワナ(岩魚)

冷水域をこのみ、河川の最上流域などに生息。旬は5・6月~夏にかけて。塩焼き・から揚げなどにして食されています。淡白な白身はとても美味しい。

7 魳
かます

南日本海から南シナ海に分布し、各地の沿岸に生息。秋の訪れを告げる魚がカマスともいわれています。秋には脂がのり上品な白身の味になります。色々な調理方法で使われる万能な魚です。

8 権瑞
ゴンズイ

夜行性で岩礁や防波堤の付近に時には団子状のような群れで行動する習性がある。成魚はナマズに似た姿ですが毒針を持っていますが、毒針を取り除くと美味な白身魚です。味噌汁・煮物・天ぷらなどに調理されています

9 北寄貝
ホッキガイ

日本で代表的な産地は北海道・青森県・福島県などで水揚げされている。新鮮なものはなまの刺身でも食べられます。天ぷら・酢の物・から揚げ・煮つけ・カレー・バター焼きなど様々な調理方法で食されます。

10 針魚
サヨリ(細魚)

北海道から九州までの沿岸・何湾まで生息する小型の魚。漁獲量が少ないこともあり高級魚のひとつです。秋冬~春までが旬と言われています。

11 香魚
アユ(鮎)

水質の良いエサが豊富な河川で生息。香魚とも呼ばれるように稚魚や若アユはスイカのような良い香りが。それ以外のアユははきゅうりのような香りがするのが特徴です。

12 石斑魚
ウグイ(鯎)

日本各地の河川・湖沼に幅広く生息しています。旬は冬から初夏まで。なんでも食べる魚としても有名です。

13 蝦虎魚
はぜ(鯊)

5cm~15cmほどの小魚で日本内湾・河口などに生息。。水底に接して生活する底生魚が多い。体の大きさに対して大きめなひれがある。背びれ2つ・腹びれ2つが融合していて、吸盤状になっているのが特徴。

14 鮍
かわはぎ

皮を簡単に剝がせるということがこの名前の由来となっている。旬は本来夏です。しかし第二の旬も秋から冬にかけてあるともいわれています。身は脂肪も少ない歯ごたえのある白身で色々な調理方法があります。肝臓(キモ)もとてもび美味です。

15 旗魚
カジキ(梶木)

舵を取る船底までも貫く角の魚ということが名前の由来でもあるように、剣状の上顎が特徴。体型も美しい流線型でとても大きい魚で1秒間に最大で25mの高速で回遊します。低脂肪・低エネルギー・高たんぱくな食材として、刺身などでもよく食べられています。

16 比目魚
ヒラメ(平目、鮃)

最大なもので体長約1m・体重10㎏にもなります。左右に扁平な体型が特徴。ヒラメの目は頭部の左側半分に偏ってついていることも大きな特徴です。程よい甘み・癖のない風味を持つ白身の高級魚として有名。

17 伊富
いとう

北海道の限られた河川・湖に生息します。寿命は15~20年と長いですが、成長速度は遅い事も特徴。日本最大の淡水魚で最大で2・1mにもなります。絶滅危惧種の一種です。

18 鯥
むつ

北海道南部~沖縄まで広く分布してます。体形は細長く目と口が大きい。旬は冬で、この時期のむつは脂肪の多く柔らかい白身で脂ものっていて美味しいです。夏のむつはなかなか手に入りませんが刺身などでも食べると美味しい。

19 山女魚
ヤマメ(山女)

北海道から九州までの川の冷水域に生息。体の側面に上下に長い小判状の斑紋模様(パーマーク)があるのが特徴。寄生虫がいることがあるので生で食べるのは不向きで、から揚げ・塩焼き・酢漬けなど色々な調理があります。養殖したヤマメの卵は黄金イクラともいわれてます。女

20 鮎魚女
アイナメ(鮎並)

日本では太平洋沿岸各地の浅い岩礁帯・堤防・テトラポットなど隠れ家になるようなところに身を潜めて生息。上品な白身で淡白な味わいが特徴の高級魚です。

21 稚鰤
ワラサ

ワラサは出世魚なので大きさによって名前が変わり80cm以上はブリ・70cm未満はワラサ・60cm未満はイナダと呼ばれます。ブリの旬は冬ですが、ワラサは秋が旬です。ブリよりさっぱりした上品な脂が特徴的です。

22 赤魚鯛
アコウダイ(阿候鯛)

鮮やかな赤い魚ということ、体つきがタイに似ていることが名前の由来となっています。青森県から四国までの太平洋湾岸に分布しています。産卵時以外水深500m~700mに住んでいます。食材としても色々な調理法で利用されている魚です。

23 公魚
わかさぎ(鰙)

極寒の中、厚めの氷が張った湖・池などに穴をあけ釣り糸を垂らし釣るワカサギ釣りは冬の風物詩です。味はとても淡白で冬から春先にかけてが身がしまり旬です。骨が柔らかいので丸ごと調理するのが一般的です。

24 堅魚
カツオ(鰹、松魚)

多く漁獲されるのは全長約40cmていどのものですが、大型のものは全長1m・体重20kgにも達します。夏のとうらいを告げるその年初めての水揚げされたものを「初鰹」と呼び、9月頃南下するものを「戻り鰹」と呼びます。戻り鰹は脂が多く質もよいためマグロのトロにも負けないといわれてます。

25 馬刀貝
マテガイ

10mほどにもなる細長い形で薄い殻をもつ姿が特徴の二枚貝です。日本では西日本で多く獲れ、食用とされています。味はアサリなどに似て美味しいです。

26 馬鮫魚
サワラ

体に青褐色の丸い斑点が並んでいるのが特徴です。白身ではありますが肉質の成分は赤身魚とされています。ほぼ年中食べられてます。EPA・DHAはサンマより多い。味は淡白で刺身・塩焼き・西京漬けなど食べ方もいろいろです。

27 鰧
オコゼ(虎魚)

見た目は独特でグロテスク、体も凸凹していて、背びれには毒を持つ棘があります。刺されると強い痺れなどの症状が出るほどです。しかしオコゼはとても美味しい魚です。温かい海を好む魚で海の底の泥に擬態して生息しています。

28 拶双魚
サッパ

全長10cm~20cmほどで、体が木の葉のように左右に平たく、背中より腹が出ているのも特徴。西日本沿岸を中心に食用にされてます。小骨が多いですが淡白な味なので、塩焼き・から揚げ・酢じめ・刺身などで食べられます。

29 牛尾魚
コチ

全長50cm程度で、最大1mになる大型の魚。水深30m位の海底にはらをつけて生息する。旬は初夏~秋といわれます。高蛋白質低脂肪の白身魚で非常に美味しい。外形が牛の尾のようにみえることから「牛尾魚」と書きます。

30 青花魚
さば(鯖)

背中にくっきりとしたストライプ模様であること、頭の部分がシャープなことが見た目の特徴。晩秋から翌年の2月頃までが、脂が最ものっていておいしい時期とされます。サバは多くのブランドがあり、刺身や寿司ネタ、味噌煮・締めサバなど様々な料理に合います。

31 魚虎
はりせんぼん(針千本)

フグに似た味と、食感を持つ魚です。ハリセンボンには300~400本台の棘があることが名前の由来です。腹びれがなく、危険が迫ると海水を飲み体を膨らませ身を守ろうとするのが特徴。

32 石伏魚
ゴリ(鮴)

川底に生息する淡水魚です。大きな頭、飛び出した目、大きな口が特徴。金沢の郷土料理には欠かせない小魚で一年中食されます。