『小学校で習う』漢字の意外な読み方
1.毎る
むさぼる(貪る)
飽きることなくほしがる。
また、際限なくある行為を続ける。
2.円ら
つぶら
「つぶらな瞳」という使い方をする事から、丸い意味をもつ。
小さくまるいこと。
まるくてかわいいこと。
3.曜く
かがやく
日・月・星の総称「七曜(しちよう)」など日が光りかがやくという意味がある。
4.象る
かたどる
「象形」や「象徴」など形を似せることやなぞらえるという意味がある。
5.素見す
ひやかす(冷やかす)
相手が困ったり恥ずかしがったりするような言葉をかけてからかう。
6.文る
かざる
着物の「伝統文様」など模様を付けて立派にするという意味がある。
7.具に
つぶさに
細かくて、詳しい。
8.服う
したがう
「服従」や「服役」など、つき従う、従事するという意味がある。
9.均す
ならす
「平均」や「均一」など土地をならす、等しいという意味がある。
10.店子
たなこ
家を借りている人、借家人のことを言う。
11.何れ
いずれ
どれ、どちら、どっち
「いずれの品も素晴らしい」のように使う。
12.林い
おおい(多い)
林には木がたくさん生えていることから。
13.天牛
かみきりむし(髪切虫)
体は細く、長い触角をもち、大あごが頑丈で鋭い。
幼虫は鉄砲虫とよばれ、樹木の材部に食い入る。
種類が多く、日本でも約700種が知られる。
14.予め
あらかじめ
前もって、物事が始まる前に。
15.強ち
あながち
断定しきれない気持ちを表す。
強い否定の意を表す。
16.案える
かんがえる
「思案」や「考案」など考えることや考えた内容の意味がある。
17.努努
ゆめゆめ
決して、断じて。
18.耳語く
ささやく(囁く・私語く)
小さな声で話すこと、またはヒソヒソと話すさま。
19.兆い
うらない
「兆候」や「前兆」など物事が起こる前ぶれの意味がある。
20.序で
ついで
あることを行うときに、いっしょに他のことにも利用できる機会。
21.毒なう
そこなう(損なう)
物を壊してダメにする。
人の気持ちや体をダメにする。
22.科白
せりふ(台詞)
俳優が劇中で話す言葉。
人に対する言葉。
言いぐさ。
決まり文句。
23.束子
たわし
わらやシュロの毛などをたばねて作ったもので、物をこすって洗うのに使う道具。
24.態と
わざと
意識して、意図的に、故意に何かをするさま。
25.不束
ふつつか
気が利かない、行きとどかないさま。
26.戦く
おののく
恐ろしさ・寒さ・興奮などのために、からだや手足が震える。
27.陽る
いつわる
「陽動」などうわべをいつわる・ふりをするという意味がある。
28.中たる
あたる
「的中」や「百発百中」など的に当てる・予想通りになるという意味がある。
29.設える
しつらえる
「設置」や「設備」など物を備え付けるという意味がある
30.職る
つかさどる
職務・任務として取り扱う。
役目としてそのことに当たる。
31.雪ぐ
すすぐ(そそぐ)
「恥をすすぐこと」→雪辱
きよめる・ぬぐうなどの意味がある。
32.易る
あなどる
人を見下す、人を軽く見る、軽蔑するという意味がある。