【春にまつわる漢字】東大王 令和3年3月24日 放送分 難問オセロ

  • 2021年3月25日
  • 2022年8月24日
  • 東大王

難読漢字『春にまつわる漢字』

2020年3月4日(水)放送の『春にまつわる漢字』はこちら

1.未公開

2.鷽
うそ

アトリ科の鳥。全長16センチ程で頭は黒く、背は青灰色。
雄は頬の辺りに淡紅色の部分がある。
山地の樹林に住み、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。

3.石楠花
しゃくなげ

ツツジ科シャクナゲ属の常緑低木の総称で、深山の渓谷沿いに自生。
葉は大形の長楕円形で、裏面に赤褐色の毛が密生する。
5、6月ごろ、紅紫色の花をつける。

4.蛤仔(浅利、浅蜊)
あさり

マルスダレガイ科の二枚貝で淡水の流れ込む浅海の砂泥地に住む。
殻長約4センチ、殻表は粗い布目状で、模様は変化に富む。

5.黄道眉(頬白、画眉鳥)
ほおじろ

スズメ目ホオジロ科の鳥で全長16センチくらい。
全体に褐色で、腹部は赤みが強い。
雄の顔は黒く、目の上と下に白い線があり、東アジアに分布。

6.欠伸(欠)
あくび

眠いとき、疲れたときなどに思わず口が大きく開いて息を深く吸い込み、やや短く吐き出す呼吸運動。

7.馬鮫魚(鰆)
さわら

サバ科の海水魚で全長約1メートルにもなり体は細長い紡錘形で、背面は淡灰青色、腹面は銀白色。
沿岸に広く分布し、冬から春にかけて特に美味。

8.花篝
はなかがり

夜桜を観賞するために焚くかがり火の事で、京都祇園が有名。

9.蕨餅
わらびもち

蕨粉に水と砂糖を加えて練り、冷やし固めた餅の事で、きな粉をまぶして食べる。

10.鳳蝶(揚羽蝶)
あげはちょう

アゲハチョウ科のチョウで羽の開張8~12センチ、黄色に黒色のすじや斑点がある。
幼虫はミカン・サンショウなどの葉を食べ、柚子坊と呼ばれる。

11.菘
すずな

カブの別名で春の七草の一つ。

12.首途(門出)
かどで

旅などで自分の家から出発すること。
新しい生活を始めること。(新生活の門出)


人生の門出

13.覆盆子
いちご(くさいちご)

バラ科の落葉低木の慣用漢名。

14.蚯蚓
みみず

貧毛綱の環形動物の総称で体は円筒形で細長く、多くの環節からなり、頭の方に環帯と呼ばれる膨らみがある。
陸生のものは地中に住み、腐植土を食べる。
雌雄同体で魚釣りの餌に用い、また解熱剤とされる。

15.沈丁花
じんちょうげ

ジンチョウゲ科の常緑低木でよく分枝し、艶のある倒披針形の葉を密につける。
早春、紅紫色または白色の香りの強い花を多数開く。
中国原産。

16.紫萁(薇)
ぜんまい

ゼンマイ科の多年生のシダで山野に生え、高さ0.5~1メートル。
春先に胞子葉を出し、長三角形の小葉からなる羽状複葉の栄養葉を出す。

17.懸鉤子(木苺)
きいちご

バラ科キイチゴ属のうち、落葉低木の総称で「モミジイチゴ」「カジイチゴ」「クサイチゴ」「ラズベリー」など。

18.分葱
わけぎ

ネギの変種で小形で葉も細い。
シベリアの原産。
栽培され、鱗茎を株分けして植え付ける。

19.蕗の薹
ふきのとう

早春、フキの根茎から出る若い花茎。
香りと苦みを賞味する。

20.玉筋魚
いかなご

スズキ目イカナゴ科の海水魚で全長約25センチになる。
体は細長く、やや側扁し、腹びれはない。
背側は青く、腹側は白い。
内湾や浅海に住み、小さいものをつくだ煮にする他、養殖魚のエサに利用される。

21.土当帰(独活)
うど

ウコギ科の多年草で山野に生え、高さ約1.5メートル。
茎は太く、葉は羽状複葉で、互生する。
夏、薄緑色の雄花と雌花とが球状につく。
若芽は柔らかく、香りがあり、食用として栽培もされる。

22.馬刀貝
まてがい

マテガイ科の二枚貝で内湾の干潟に多く、砂泥に垂直に穴を掘って住む。
貝殻は細長い円筒状となり、殻長12センチくらい。
前端から足、後端から出入水管が出る。

23.土筆(筆頭菜)
つくし

早春に出るスギナの胞子茎で筆状で淡褐色、節に「はかま」と呼ぶ葉がつく。
頂部から胞子を出すと枯れる。

つくし

24.喇叭水仙
らっぱすいせん

スイセンの一種で、花は黄色または白色。
副花冠が長い筒状をし、濃黄色をしており、ヨーロッパの原産。

25.花筏
はないかだ

ハナイカダ科の落葉低木で山地の木陰に生え、高さ約1.5メートル。
葉は卵円形で先がとがり、縁に細かいギザギザがあり、雌雄異株。

26.告天子(雲雀)
ひばり

スズメ目ヒバリ科の鳥で全長17センチくらい。
体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽を持つ。
春になると空高く舞い上がりながら「ピーチュク、チルル」など長くて複雑な節回しでさえずる。

27.長閑
のどか

静かでのんびりとして落ち着いているさま。
空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。


のどかな風景

28.紅娘(瓢虫、天道虫)
てんとうむし

甲虫目テントウムシ科の昆虫の総称で体長7ミリ程、半球状で足は短い。
幼虫は体が長く、体表に針状の毛が散在する。
アブラムシやカイガラムシ、植物の病菌を食べるものの他、農作物の害虫となるものもいる。

29.胡葱(浅葱、糸葱)
あさつき

ユリ科の多年草で地下茎はラッキョウに似ている。
葉は淡緑色の筒状でネギに似ている。
食用として栽培される。

30.塘蒿(清正人参、和蘭三葉)
せろり

セリ科の一年草または越年草で全体に特有の香りがある。
葉は不規則な切れ込みのある小葉からなる羽状複葉で、柄は肉厚。
夏、緑白色の小花を多数つける。
ヨーロッパの原産で、野菜として栽培。

31.繁縷
はこべ

ナデシコ科の越年草で道端などに生え、高さ10~30センチ。
茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。
春から夏にかけ、多数の白い花をつける。
花びらは5枚で、深く二つに裂ける。

32.蒲公英
たんぽぽ

キク科タンポポ属の多年草の総称で野原や道端に生え、根際から羽状に深く裂けた葉を放射状に出す。
3~4月頃、花茎を伸ばし、頂に黄色または白色の舌状花のみからなる頭状花を開く。

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