【Windows10】HDDをSSDに交換してパソコンを爆速化!

自動デフラグを解除する理由

下図のフリーソフト「SSD Life Free」を使うと、SSDの健康状態や寿命予測を見る事ができますので、SSD交換後にダウンロードしてみましょう。


SSD Life Freeのダウンロードはこちら

SSDに交換後に自動で勝手にデフラグが行われると、SSDの寿命が知らない内に縮まってしまう可能性があります。

なぜなら、SSDには書込み可能容量に限りがあり、デフラグによって意図しない書き込みが行われるからです。

とはいえ、SSDでもデータの断片化はしますので、月1回程度の頻度で手動で行う分には問題ないかと思われます。

自動デフラグ設定の解除方法

1、エクスプローラ ➡ PC ➡ SSD(通常はCドライブ)を右クリック➡プロパティをクリック

2、「ツール」をクリックし「最適化」をクリック

3、Cドライブを選択し「設定の変更」をクリック

4、「スケジュールに従って実行する」のチェックを外し「OK」をクリック

5、以上で設定完了となり、画面に出ているウィンドウを×で閉じる

不要ソフトのアンインストール

最後に、クローン作成で使用した「EaseUS Todo Backup Home」と要らないフォルダの削除して、全工程完了となります。

※ソフトはアンインストールしてOKですが、今後の為に「tb_free.exe」は保管しておきましょう。なぜなら、現在ダウンロードできる最新バージョンの「EaseUP」では、無料でクローンの作成ができなくなってしまっているためです。

1、コントロールパネル ➡「プログラムのアンインストール」をクリック

2、「EaseUS Todo Backup Home 11.5 Trial」を選択し「アンインストール」をクリック

3、アンインストール完了時に再起動のメッセージが出るので「はい」をクリック

4、「EaseUS Todo Backup Home 11.5 Trial」のインストール時に個人データ保存先として作成されたフォルダ「My Backups」を削除

どれくらい速くなったか

今回、分解で登場した3台のデスクトップ&一体型パソコンの起動時間がSSDに交換したら、どれだけ速くなったのかを発表して終わりにしたいと思います。

【SSD交換後、Windows10起動時間】

Lenovo製デスクトップ:45秒 21秒

DELL製デスクトップ:38秒 21秒

Lenovo製一体型PC:1分10秒 28秒

以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの爆速PCライフの手助けになれば幸いです。

私が実際に使用したSSD交換3点セットと使用したソフトの販売会社様の紹介をさせていただき、終わりにしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

EaseUS Todo Backup Home公式ページ

『EaseUS』では、バックアップやPCデータ復旧など、多数のソフトウェアを取り扱っていますので、上記リンクから訪問お願いいたします。

1、2.5インチ内臓SSD

※容量は、商品ページで「500GB・1TB・2TB・4TB」現在のHDD容量や予算に応じて選択可能です。

Samsung 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ 内蔵 SSD MZ-77E500B/EC 国内正規保証品

2、2.5インチHDD/SSD用➡3.5インチサイズ変換ブラケット

※ ノートPCの場合は、搭載されているHDDが2.5インチのため、この商品は必要ありません。

オウルテック 2.5インチHDD/SSD用→3.5インチサイズ変換ブラケット

3、SATA – USB 3.0 変換ケーブルアダプタ

※ HDD➡SSDのクローン作成時に必要なケーブルです。
※ 数台の作業をする場合でも、同時進行でなければ、このケーブルは1つあればOKです。

StarTech.com SATA – USB 3.0 変換ケーブルアダプタ UASP対応 2.5インチSATA 3.0 SSD/HDD対応

おまけ:CPU性能について

分解した3台のPCの内、一番性能の悪い一体型PCのスペックです。


メモリは増設したので、生意気にも16GB積んでいます。

一体型PCに搭載されていたCPUは2011年発売の『Pentium G645』でした。

2021年のCPUとスコアを比較すると「18倍~20倍」もの性能差がある事がわかります。

では、古いPCと最新PCを2台並べて、実際にスピードを比べたら、18倍ものスピードがでるかと言うと、答えはNOです。

今回HDDからSSDに変えたわけですが、CPUはそのままでWindows10の起動を劇的にスピードアップする事ができました。

ネットを見たり、Youtubeを見たり、WordやExcelを使用する程度であれば、メモリは8GBは欲しいですが、CPU性能はそこまで必要ありません。

以上の事から、ビジネスや家庭での普段使いのシーンでは、HDDやSSD等の記憶装置のスピードが重要という事がおわかりいだだけたかと思います。

CPUやGPU性能が必要な場面

「ゲーミングPC」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

読んで字のごとく、3Dのグラフィックが凄い高度なゲームを快適にプレイするには、CPUやGPUの性能は高いに越したことはありません。

ゲームのロード時間に影響する記憶装置のスピードも重要で、今回紹介したSSDよりも更に高性能な「NVMe SSD」という物が存在します。

一般的なHDDの転送速度は秒間100~200MBです。また、SSDの転送速度は500~600MB程度で、更にMVMeでは最大3500MBになっています。

MVMeは、ある程度新しいマザーボードでないと挿す事さえできませんので、古いPCを蘇らせるには、SSDへの交換が最適というわけです。

その他、性能が高いパソコンが必要な場面は、動画編集でのエンコード作業、3Dグラフィックでのレンダリング作業が挙げられます。

まとめると、超高性能パソコンは、「ゲーム」「動画編集」「3DCG製作」で真価を発揮するという事ですね。